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地球を愛の星へ

福沢諭吉からのメッセージ(3)

このあいだ勝海舟といわれている方が
「各論はいい」と、「これから出てくる」とおっしゃられておりましたが
わたくしも全く同じように思います。

まずあなた方は総論をつくりなさい。
そして今、共通認識としての、高次元からの
ひじょうに理念的に高いものが今降りているのです。
それをしっかりと地上に文献として残し
それをもとに人間教育の原点とするような書物
そのような方法論というものを大方でもいいからつくっておいていただければ
あと細かな体制、学校のシステム、男女共学、男女別学、そのようなものとか
どのような内容を通したら世界がいっしょになっていけるかということは
各論としては時間の流れの中で、多くの者たちがやっていく作業であるのです。

でも根源的な、根本的な総論
その総論としてのあなた方はすべてをまとめていくという
そのような作業というのは
これは、明治維新の時を超える多くの優秀な方がたと
天上界の神々の、高級神霊と呼ばれている方がたのご計画抜きにしては
とてもではないけど人類には与えられるチャンスではないのです。

まれに見る素晴らしい大改革の時を
あなた方は生きておられるのだという誇りをお持ちになって
ぜひ頑張られていただきたいと思うのです。

このような高次元の言葉を、地上に生きているうちに聴けるということは
我々の時代においてもあり得なかった。
それどころか自分が神の子であるとか
神の計画の一員として今回地上に降りて
自分が教育者としての役割をしているなどということすら
わたくしは生きているうちに考えたこともなかったし
その、でも与えられた魂のうずきの中で精一杯
おのれの役割を果たしたつもりではいるのです。
一生懸命、がむしゃらに生きたつもりなのです。

でもそれにおいてもやはり悲しいかな
人間として精一杯生きたのではあるけれども
やっぱり神意、神のみ心ということにおきましては
ほんとの意味での神意は理解できていなかった。
そのように悔やまれること、反省する点
多々、こちらの世界に帰りましても、あるのでございます。

でもまあ、人間のやったことです。
そして明治維新は明治維新として
そのような者たちが精一杯力を合わせたという中におきまして
まあそれなりの成功を遂げたのであろうというふうに
みんなで評価しているのであります。

でもあなた方がやろうとすることは
竜馬が言っていたように、世界維新ということ
地球維新ということを旗印におやりになるということ。
その意味においては、理念的なものが何よりも基盤になるということ。
そして、このような高次元の言葉が降りているというチャンスを
ほんとうに人類は感謝しなくてはいけないということ。

どんなに一流の教育家が、一流の啓蒙思想家が
一流の指導者が降りたといっても、政治家が降りたといっても
やはりこのように直接に神の言葉を聴きながら
神の計画に参加できるということはなかなかなく
やはり地上に降りたわずかばかりの知識を使った人間知の
知識を使った判断力となります。
そのような時にはやはり、完璧なことはできず
やはり多くのブレが生じるのが常なのです。

今回このように、八次元、九次元と呼ばれている
あなた方の世界で呼ばれている根源神といいますか
そのような我々から見たら
神の神と呼ばれている方がたの世界の言葉というものを
今地上に降ろされることをもちまして
わたくしたちもこちらの世界で聴くことができるという
そのようなシステムになっております。

我々の世界では我々の世界で集められて話を聴く場合も、確かにあるのです。
指導も受けているのですが、やはり今地上に降ろされた計画をもって
我々が今どのような立場にいるかということを新たに認識し
勉強させていただいている次第なのであります。

あなた方は、今自分のおかれている立場をほんとうに理解しなくてはいけない。
そしてこのような霊言者という者が今地上に与えられ
天上界の神意というものを、直接に聴くことができ
それを即社会に反映していく
そのような今社会状況であるということ。
そのことを思うのであるならば、どうか精一杯
わたくしたちの分までも頑張っていただきたいと思うのであります。

今この日本において、日本から発信するという意味をもって
わたくしは心から、自分がかつて日本にいて
日本の基盤づくりをしたひとりであるということを
自らの仕事を、改めて誇りを持ち、神に感謝するものであります。

教育というのは人間をいかすことであります。
若者のエネルギーを、夢をすくいあげ
それを彼ら一人ひとりの人生の中で、いかに燃焼させて
一人ひとりの人生をかしていくということ。
そのことを社会に集約的に集めてこそ、社会は変わり、社会はよくなり
時代はひとつの時代をつくっていくのです。
活気ある時代をつくっていくのです。

若者が死んだような価値観の中にいる時に、社会はいきてはいかないのです。
いかに若者たちに夢を持たせるか。
新たな価値観の中で、一人ひとりの一回きりのかけがえのない人生の中で
最大限燃焼する努力をするように
彼らの気持ちを向けさせ、指導していくかという
そのような一流の教育家、宗教家、教育者というものが
これから現れる必要があるのだと思います。

しかれども、新たな教育者が現れたとしても、あなた方が残してくださる
このような新たなものさしというものを、しっかりと残していただかなければ
このように難しい神理の奥義というものは
やはり宗教系の方たちでなければ打ち立てられぬものでありますから
やはりその根本法というものをしっかりと今回、地上に残していただきたい。

この宝さえあれば、のちに時間をかけて、優秀な者たちを各論として
実現者として、具現者として、政治家、教育者、文学者、科学者
いろんなものを通して社会を各論でつくり上げていくことはできるのです。
その意味においては時間の流れは必要かもしれない。
でも大事なものは、まず種まきをするということ。
種まきというのは神理の、この神の言葉を今降ろすということ。
それを編纂するということ。
これはとてもとても大事なことであります。

そしてできますれば
あなた方が編纂した中から第二の『学問のすゝめ』と呼ばれるようなものを
人間学に近いようなものを、そんなに厚いものでなくていいのです。
わたしの書いたものはそんなに分厚いものではありませんでした。
誰でもが手に取って学べるような
そのようなものをできますれば書いていただけますと
それが多くの者たちにとって救いになりましょう。

おのれの人生の羅針盤となり、判断の材料となり
新たな時代を築いてくれる若者もその中から出て来るでありましょう。
そのような期待を込めて
わたくしの『学問のすゝめ』を超える第二の『学問のすゝめ』である書物を
あなた方の中から出していただけることを、切に願うものでございます。
福沢諭吉からのメッセージ(3)_c0171476_1041772.jpg

先ほどのご質問の内容にございましたが、今の教師というものが劣っていると
お嬢さんがひじょうに苦しんでおられたということも、先日聞いておりましたが
確かにそのような不平等な扱いということはあると思います。
でも教育者自身がわかっていないのです。

教育というのは何であるか。
さっきから申しますが、人間学なのです。
人間がどのように生きるべきか。
それを教師たち自身がわかっていない。
本来の教育のプロとして、子どもたちを活かし、子どもたちの人生をかけて
自分が関わることによって、彼らもともに、自分もともに成長していこうという
そのような高まいな思想を持っていない者たちが多いのです。

「教師にでもなろうか」と言って
妥協してほかに仕事をするところがないから
教育実習を通して教職というものにあわよくばなったら
そのポストを離さないでいようという、その程度の者たちが多いのです。
だからひじょうに官僚的、役人的
そういう意味においてはひじょうに自己保身型の人間が多いのが
事実かもしれません。

だから自分がペナルティをもつようなことはなるべく避ける。
そして自分が気分がいいようなところで点数をちらつかせて
その限られた夢のない社会の中で、自分の最小限の欲得と言いますか
自分の中における居心地の良さというものを
身につけようということでのえこひいき
昔から教師の中にえこひいきというのがよくありますが
えこひいきというものが起きてくるのだと思います。

でもそんなものはいずれ消えていくものです。
そういう時代を生き抜いてこられたのならば
そういうことだけはしてはいけないというように、魂に刻まれて
新たな教育者、新たな未来に子どもたちに対して
いかようにしたら新たな時代をつくっていくことができるか
いかようにしたら新たな次の時代をつくっていく人材を
育成していくことができるか
その高まいな理念における真の指導者
真の教育家というものを生み出していくような土壌というものを
つくっていくためにも
あなた方の今の仕事があるのであると、わたくしなどはそう思います。

一度にそのような、今の時代から見て
実力のある教育者というものが送り込まれるわけではないのです。
まず理念というものが送り込まれ、それを読んで育った世代の中から
克己心というものを持ち、大いなる、社会を変えてやろうという
竜馬たちみたいな者たちがまた現れてくるのです。

ですから、あなた方がやったものを、種をまいてくださったものを通して
社会に出ていった時に、それを幼い頃から読みながら
社会革命家のような者たちが、新たな時代をつくる者たちが
続々と今生まれていっているのです。
ですからその者たちに委ねることとして
あなた方はあなた方がやられるべきことを、精一杯おやりになられることを
わたくしは心からお願いしたいと思うのです。

種あってこそ、芽が吹き、幹が育ち、葉を繁らせ、枝を張るのです。
種なくして、そのような大木は育たないのです。
種さえ落ちて地面に根づいてくれれば、そこから芽を吹き
時間の流れの中で大きなる悠々とした大木が育っていくことでしょう。

今大事なことは、今この土壌の中に新たな価値観という、神理の基準という
大事な、大事な一粒の種を落とすことにあるのです。
その種を落とすことをもってあなた方の天職とし、使命となさられる
そのことを誇りに思われ
しっかり仕事をしてこられることを心よりお願い申し上げます。

あなた方がそれをしてくだされば
その後の社会は、社会構造の変革は、わたくしたちが引き受けましょう。
わたくしたちの仲間が引き受けましょう。
各論におきまして
それぞれの分野において命を張って彼らはやってくれることでしょう。
しかしその種、一粒の種、地上にまからずんば、落ちなければ
その後の社会構造改革というものはあり得ない。
教育改革というものもあり得ないのです。

時間の流れというのは多少必要でしょう。
でも、今あなた方がおやりになっていることが
とても大事なことなのであるということ。
その後の日本を変えていき、世界を変えていかれるのであるという
尊い、尊いお仕事であるのだということを
今日わたくしはお話しさせていただきました。
ではこれにて失礼致します。
ありがとうございました。

(2005.3.24 レムリア・ルネッサンス
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by nagoyasc | 2016-06-07 11:15 | 福沢諭吉 | Trackback | Comments(0)
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一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
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