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地球を愛の星へ

マヌからのメッセージ(19)

昨日も「あなた方のまわりについている鎖を取りなさい」ということを
言われたでしょう。
大事なことなのです。
僕が男女の法を説く意味の中で、昨日エリヤが言ってくれたことは
基本的な認識として必要なことなんです。

鎖というもの。
それは、鎖をもって自分を統御することで、放縦に流されず、自らを律して
神理の道に、学問の道に
そして救世の初期には、鎌倉仏教や、原始キリスト教、仏陀の教え
多くの貢献をあなた方はなさってきてくださったのです。
自分自身のやりたい放題なこともしないで
人生の限られた時間とエネルギーを神に奉仕するために使う
そういう人生を送ってこられた。
その意味では、自己を律することは、ひじょうに尊い教えでもあったのです。

八正道において、自分自身を中道に保ち、自身を神の方向に向け
正しさを追求する中で、エネルギーを神の方向に、プラスの方向に発揮し
人類に貢献するための道として
教えを堅く守って普及してくださったというのが
あなた方の過去世の姿そのものだったのです。
今は、そこから一歩先のこと
一歩進んだ法を説く時代がやってきたということなのです。
そこをご理解いただきたい。

けっして、独身で、一生懸命自己を律し
学問や、神理の道に励んでこられたあなた方の人生が尊くないとか
間違っているなどと言ったわけではない。
それは尊い、尊い姿であったのです。
その姿があったからこそ
今日の、これだけの法を降ろせる時代をつくることができた。
あなた方の過去世のお仕事があったからこそ
僕らはこの愛の法、宇宙の法に至る法を説く時代を
やっと招くことができたのです。

ですから、そこを極論して
今までやったことがすべて間違いであったというふうには
とってほしくないのです。
発展段階として多少の個性はあったとしても、ここまで神理というものを通して
多くの人びとが神に至る道というもの
そして、神に至るために自分をどのように研鑽し、努力したらいいか。
愛の言葉を通して自らの魂を高めることが、どれだけすばらしいことか。
そのことを学んできたキリスト教や仏教や
ユダヤ教やイスラム教の歴史があったということなのです。
それは、すばらしい過程であったということ。

そして、それぞれの宗教の中から、ひとつに地球教として統一されていく
そういう時代がきたということ。
人びとは、今でもイスラム教や、仏教やキリスト教という枠の中で
自分たちの救世主やドグマや戒律によって、殺し合いまでしている
まだまだ幼さのある時代なのです。
エリヤが言ったように
「視野を広く持ちなさい。そうすれば鎖はなくなる。
それが宇宙の法である」と。
まさにその通りなのです。
地球がひとつの星である以上、いくつもの宗教などは、本来はないのです。

地球の神はひとつであり、天上界はひとつであり、神の子たちは一丸となって
神の指淳のもと、天上界の指導霊のもとに
大いなる宇宙の根源に至る道を見つけ、地球だけでなく
地球以外の星の者たちに対しても愛を差し伸べていけるような
そのような精神的段階に至らなくてはいけない。
この計画で繰り返し言われているはずなのです。

男女の法も
今までは、まだまだ自分のほんとうの魂のパートナーにはめぐり会っていない
でもどうでしょうか、最初から自分の魂と出会ってしまっていたら
魂のパートナーと出会ったときの喜びがはたしてわかるでしょうか。
失われていたからこそ、見いだしたときの思い、喜びは
愛の思いは深いのです。
感動も深いのです。
だからこそ、神は一時的に、自分の魂のパートナーを別々のところに分けて
わからないように生まれさせていくのかもしれません。

その中で、多くのことを人類は学びました。
多くの女性も、女性原理がどういうもので
そして、どのように愛というものが
自分の根源的なものに埋め込まれているか
男性における愛の原理というもの、女性における愛の原理というもの
その宰福感はまた別のものがあるのです。

女性というものはやはり、いかなる悟りがあろうとも
「この地球すべてをくれる」と言われたとしても
愛をその命の中心に、魂の中心に据えて生きていく、そういうエネルギーであり
男性は、その女性の愛を受けながら
自分自身の魂からくる叡智、智慧、行動力を通して
進歩発展のために、自分の仕事に全身全霊で打ち込めたときに
限りない幸福感があるのです。

しかし、それはひとりでやるものではなく、愛する女性の愛を受けながら
自分の智慧、叡智を、神に期待された個性を発揮できてこそ
自分のエネルギーが満たされた幸福感がに与えられるということ。
そのことを、もう人類は学んできたはずなのです。
もうそろそろ、それを認識して
その段階に至らなくてはいけないということなのです。

男性の聖職者たちが女性と結婚することや
女性の法を求めたい者たち、巫女さんや、尼さんや
シスターでいる方たちが、男性と結婚していくことが
ひじょうな罪悪感をもって、魂に刻まれておられる方が多いのです。
でもそんなことは全然ない。
異性を愛し、異性に愛されて幸せに生きることは
本来神が望まれていた根源的な姿であるということを
受け容れる段階が来ているのです。

そこにおいての罪悪感などは
一度たりとも神の世界において、言ったことはないのです。
いつの間にか、人びとの偏見と
自分たち自身の中で、罪悪感がつくられてしまった。

キリスト教でも、原罪説のようなものの中で、自分自らを卑しいものとし
罪の子という意識とレッテルを貼ることで
自分たちが謙虚でいなければ、とうてい神の道には至れないなどという
そのような思いがあるのです。

そんなことをインマヌエルはひと言も言わなかった。
そんなことはひとつも言っていない。
迫害された、娼婦と呼ばれた者たちですら、インマヌエルは愛され
そして、取税人と呼ばれていた
その時代で最も卑しい職業として軽蔑された者たちですら
取り巻きの中に置いて、ひじょうにかわいがっておられた。
そういう方であったのです。
マヌからのメッセージ(19)_c0171476_1723623.jpg

あの素朴な、愛深いインマヌエルの性格、イエス・キリストの性格の中に
どこを探したら、あなた方は悪い罪の子であるとか、原罪があるとか
常に正しい道にいなければ駄目だとか、そんなことを
人を裁くような言葉があるというのでしょう。

「汝、人を裁くなかれ」愛の教えの中で言われたのにもかかわらず
中世のキリスト教の中においては、人びとをがんじがらめにし
原罪というものの中で人びとの魂を縛り、鎖に巻き
そして、多くの人びとから、喜びをもって神と出会うことを奪い
喜んではいけない、信仰の喜びを持ってはいけないのではないか
神への道に到達できないのではないかと-
常にしかめっ面をして、苦しい難行苦行をしていく-
そして常に、傑になっていく姿にこそ信仰者の道があるという間違った思いを
キリスト教の中に埋め込んでいった。
それは後世の者たちがやったことです。
インマヌエルが言ったこととは全然違います。

それは仏教においても同じなのです。
仏陀も、そんなに難しいことは言わなかった。
説法を通して、弟子や、集まってくる衆生に対して
ひじょうにわかりやすく法を説いていかれたのです。
それが、数々の仏教経典となって、哲学化していったものの中で
一部の仏弟子たちだけの専売特許であるかのように
難しい、難しいものにしていって、庶民には解放されなくなった。
難しい難解なものを、しかめっ面をして理解するからこそ
まるで偉い人であるかのように自らを取り繕い
自分たち自身のステータスを確立し、上げていった。

キリスト教でなくても、仏教でなくても
様々な宗教の流れの中にそういうことがあるでしょう。
これらは、時代の流れの中で、人類がつくっていったものなのです。
一部の特権階級のための、箔づけのために、あえて難しくしたのかもしれない。
でも、「本来、神の世界は違う」ということを、僕は言いたい。

(2005.8.20 レムリア・ルネッサンス
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by nagoyasc | 2016-08-28 14:07 | マヌ | Trackback | Comments(0)
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一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
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