人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地球を愛の星へ

日向(ひむか)からのメッセージ(12)

宇宙が陰陽である、陰の要素、陽の要素とに分かれているように
その陰を代表するものが母親であり、陽を代表するものが父親でございます。
夫であり妻であるのです。
その、本来が夫と妻の、深い深い結びつきの愛の中により
子どもたちは生まれて来るのです。

ですから、よく里子に出された子どもたちが尋ねることがあります。
「自分のルーツを知りたい」。
その次に出てくる言葉は
「私は、僕は、ほんとうにお父さん、お母さんに愛され、
望まれて生まれて来たのか」
ということをよく聞かれます。
それが人間の根本的な叫びであるのです。

誕生して来たときに、そうだよ、あなたたちは確かにお父さんと母さんの間に
愛し合って望まれて、あなた方はここに生まれたのだよということを
やはり子どもたちは聞きたいのです。
それは何かと申しますと、家庭の基盤は「男女の愛」にある。
「夫婦の愛」が基盤にあるということなのです。

子どもさえいればいいという母親たち、父親たちがいるかもしれない。
子どもを産むために、自分の遺伝子を残すためだけに
家庭というものをとらえている方たちがいるかもしれない。
そんなものではないのです。

家庭の基本は男女の愛にあるのです。
夫婦の愛にあるのです。
その基盤が夫婦なのです。

男女の深い、深い結びつきは、陰陽合体というものを通して
神の愛の基本原理になっております。
それが宇宙自体を創造しているエネルギーなのです。
子どもに執拗に執着するがあまり
その大事な基本をおろそかにしているのが現代の夫婦ではないでしょうか。

男性霊、女性霊というものが、ともに協力し、愛し合い
そこの中でほんとうの愛ある磁場を、空間をつくれてこそ
そこに信頼し、そこを頼みとし、そこに降り立ってくるのが
子どもたちという神の子たちであるのです。

その魂を、霊を一時お預かりし
その子どもたちの天命を、その個性をそのままに受け入れ育み
そして、羽ばたかせ飛び立たせてあげる。
それは自然界の鳥たちだって当たり前にやっていることではありませんか。
でも、人間だけは違うのです。

成人になっても、いい年をして三十、四十の男になっても
母親たちがしがみついている例がよくあるのです。
そして嫁など来なくてもいい。
嫁が来ても嫁いびりが始まります。
それは母親たちが子離れをしていない。
子どもから自立をしていない。

そして、もっと最悪な場合は、そのように脆弱に育てられた息子たち自体が
母親を捨て切れない。
自立し切れない。
だから自立した中において、妻を守れず、子どもというものを守れず
それを家のなすがままに、親のなすがままの中で
自分自体が家庭をつくる家長として
男として自立できないという不幸な原理まで生んでいるのです。
その時に男たちは、男性たちはしっかりと自立せねばなりません。

親の元で育み育てられたのなら、自分がどういう魂であり、何を天職とし
社会に向かって、進歩調和のため、進歩発展の中で自分がなしていくのか
そして愛する、何を守るべきものが自分の本来であるのかということ
しっかり考えていっていただきたいと思うのです。

そうしたのならば、妻をほんとうにねぎらっていますか?
子どもたちのことにあまりに無関心になっていませんかということを
また私も問いかけたいのです。

確かに、家庭というのは、妻たちだけがやるのではなりません。
そうすると、やはり焼き切れてしまって、相談にも乗ってくれない夫であると
子どものことで一人、ノイローゼになっていく場合もあるのです。

ですから、自分が本来愛さねばいけないもの、守らなくてはいけないもの
守るものあってこそ男性というものはまた光輝くんだということも
言われているはずなのです。

愛の中に、男性は、守っていく。
育んでいく。
そして、その者たちをほんとうの意味で愛し、外敵から守っていくという
そのようなことがあるのです。

その中で、子どもたちに対して自分の職業がどれだけ素晴らしかったとしても
自分の天職が、自分の使命がこの道であるからといって
不必要に子どもに押しかぶせないでいただきたいのです。

子どもには子どもの生き方があると
子どもには神より与えられた価値ある素晴らしい個性があるのだと。
そのようなことを思い、子どもにゆとりをもって見守っていただきたいのです。

そして、それをぜひ応援してあげていただきたいのです
それができるのはまた、父親たちであるかもしれません。
母親は、どうしても我が身、毎日、毎日一緒になっておりますので
近視眼的になっております。

ご主人たちはやはり社会に出ておりますので
帰って来たときに、少し、いい意味で距離を持って見られるのです。
その時にどうか、子どもたちに何か問題があり
奥様方がいろいろな問題を抱えたときに
その問題から逃げないでいただきたいのです。
ともにぶつかっていただきたい。

先ほどのように、問題がこじれて引きこもりになってきたとき
その時にはもう、母親たちでは手に負えない状況になっているのです。
その時に出てくるのは父親たちであるのです。

腕っ節の出てきてしまった思存期の子どもたちに
体当たりで親の愛を見せていく。
ほんとうに愛しているからこそ、お前のことを叩くのだ。
ほんとうの意味でお前と向き合いたいのだ。
それが愛なのだということを
体でぶつけて思春期以降に子どもたちに愛を伝えられるのは
父親の役目かもしれません。

娘たちに対しても、息子たちに対しても
ほんとうの意味で自分が愛しているのだと
無関心ではないのだということを示してあげていただきたいのです。
日向(ひむか)からのメッセージ(12)_c0171476_16165544.jpg

愛の反対は無関心です。
冷淡さであります。
憎しみではないのです。

愛してほしい。
自分のことを見てほしい。
振り返ってほしい。
関心を持ってほしい。
それが子どもたちの叫びであります。

おむつを替えたり、ミルクをあげたりとか、そのようなことがなくなっても
やはりまだ自立できない思春期の子どもたちは
親の愛を、視線を求めているのです。

その時に、もう育ってしまったからといって、無関心であってはなりません。
その時に「愛しているよ」と。
確かに愛しているから安心しなさいという
そのようなまなざしを向けてあげてほしいのです。

あれこれ言うことはないのです。
お前のスカートが短すぎるとか、髪の毛の色が茶色とか
あまりごちゃごちゃ言うと嫌われるのです、お父さんは。
だけどそうではなくて、「何か困ったことがあったら聞いてごらん」と。
そのようにひと言、言ってあげるだけでも、娘はうれしいものなのです。

あまりしょっちゅうまとわりつくと、父親は嫌がられますので
娘さんに対しても
やはり大きな、大きな見守りであっていただきたいのです。

そして、先ほどおっしゃられていましたけど
もし何か守ろうとしていたのに不手際が出たとき
その時に全員でその子どもを責めてはいけません。
逃げ場をひとつ見つけてあげてください。

誰でもいいのです。
味方がほしいのです。
その時に素早く、父親でもいいではないですか。
味方になってかばってあげてください。
もしみんなが甘やかしているのなら
お父さんが出ていって叱ってあげてください。
そのバランスが大事なのです。
それは母親たちが特に気をつけねばならないことなのです。

社会に出て、学校の中においても
ひじょうに不当なイジメとかに遭ってきたときに
やはり「大丈夫」と言って受け止めてあげるところがひとつあれば
無関心さがなければ自殺しなかったという子どもはたくさんいるのです。

その時に「ちゃんと見ているから」と。
「つらいことがあったら言ってごらん」と。
「なら、学校に行かなくてもいいんだよ」と。
それはさっきの引きこもりとは違うのです。
やはり逃げ場をひとつ用意してあげるということ。

外の社会に出て行き場がなくなったときに
学校に行かなくてはいけないじゃないか
せっかく名門校に入ったなら行かなくてはだめじゃないか
お前は挫折者なのか、いいから学校に行けと。
それを無関心の自分の我欲の中で、子どもを突き放してしまったのならば
子どもは行き場がなくて、最後は自殺してしまうとか
とんでもない傷害事件を起こしてしまうとかいう問題になるのです。

そのときにどうか、受け入れてあげて欲しい。
その子自体が社会の中において、学校の中において、不当に傷ついたときに
愛というのは、愛の巣というものが家庭だよと。
帰って来て泣いているのを黙って抱きとめてあげるだけでも
ぜんぜん子どもは違うのです。
何も言わなくていいのです。

(2005.8.2 レムリア・ルネッサンス
スピリチュアルメッセージ集のご案内
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村*あなたの愛に感謝! バナーをカチッとして下さい。
by nagoyasc | 2015-02-01 18:09 | 日向(ひむか) | Trackback | Comments(1)
Commented by DREM-MII at 2015-02-12 19:22
野々華です。

こんばんは、お邪魔します。
新しくまた地球を愛の星へがはじまり大変嬉しく思います。

皆さん、だいじょうぶでしょうか。

あきらめてはいないでしょうか。

新しい時代が始まるんじゃないんですか?

天照様はそういいましたね。

終末論はイエス様のお弟子の弟子の弟子が作り、儲けのためにおどしたそうです。

寝る前の子供が寝たくないと言ったとき、あした会えないぞっと言ったようなものらしいです。

スピリチュアルカウンセリングでお聞きして、安心させてもらいました。

人に頼って生きるより、自分でなんとかする!という気持ちが大事だと解りました。

自分たちの星が懸っているんですからがんばりましょ?

このままでいいのですか。

みんな愛に飢えてます。あなた様でもいいからあげてくだされませんか。


ひとりではない。って気持ちを出して伝えてあげてください。わたしも最後の最後まで頑張りますので。


女性が幸せについてわからなくなってる、そんなときに、皆様や世界のみんなが相手をほめて認めてあげることをすればなんとかなるって

一緒に信じませんか(^U^)/
<< 平塚らいちょうからのメッセージ ゼウスからのメッセージ(4) >>



一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 04月
2013年 12月
2013年 11月
2012年 09月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 01月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧