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地球を愛の星へ

木花開耶媛命からのメッセージ(4)

ただ自然体に日本神道の女性たちは生きてきただけなのです。
自然とともに、その摂理の中に、けっして逆らわず
自然の中で、自然体で生きてくる。
それが、日本神道の教えでございます。
ですから、日本神道の中には祭るものというのがあまりないのです。

鏡というのは、人の心を表すものでございます。
人間というものは神の子の表れでございます。
そして、自らの中にある神性を、もう一度見るために人びとは鏡を見ます。
その鏡の中に映った姿を見て、その中にある神の姿を見るのです。
神の子の自らの姿を見ることにより、神を見るのです。
どこかに祭り上げて
大きな虚像の中に神を見るのは、日本神道の教えにはないのです。

自然の中、すべての中に精霊とともに神はあるという
そういう古代のアニミズム的な教えというのが日本神道にはございます。
自然と自他一体になり神を体現していく。
それが日本神道の教えでございます。

ですから、自然の中には陰と陽、男性と女性というものも
やはり陰と陽の意識というものの中で、自然界だけではなく
人間も自然の中に溶け込むひとつの神の子の表れとして
ともに共存して生きていくというその姿をもって
日本神道はその教えを旨としているのです。

ですから、「天」という言葉はありましても
「神」という高級神霊を表す言葉はありましても
我々が本来神と仰ぐのは、今レムリアで言われております
天の、大宇宙に遍在します意識、愛の意識、自然霊の意識という
自然の中に内在する神の意識そのものすべてを通して
そしてそれが自然界の山や川や水や、太陽や星や、木々のざわめきや
星々の瞬きや、動物たちのかわいらしさ、子どもたちの愛らしさ
そしてともに生きる男性であり、女性であるその姿を通して
人びとは神の姿を見るのです。
日本神道の教えというものは、あまり文書、文章に表れていないので
あまりご存じない方がたが多いかと思います。

この間から天照様がお出になられ、日向様がお出になられ
多少なりとも日本神道の考え方というものを
教えというものをお伝えいただいておりますが
今申し上げておりますように、女性というもの、人問というもの
それは自然界の一部であり、それとともに共存するものであるというのが
日本神道の根本的な教えなのでございます。

それであるのならば、男性が、とか、女性が、ということも
それだけを一部分だけを取り出してひとつの理論があるのではなく
その自然界の神がおつくりになられた摂理の一部として
女性の役割があり、男性の役割がある。

その中において、自分たちがどのように生きるかということ
そのようなことを知るということが、ある意味で教えであるということ。
その自然の流れの中に逆らわず
そして自らが神によりつくられた、期待されたその使命の中に
素直に準じて生き続けるということ
そのことをもって日本神道の美しさ
そして、悟りというものが問われるのが、この私たちの教えなのでございます。

女性もそうなのです。
ですから、太陽が男性であるのなら月の陰の意識が
月のようなちょっとかげっていても優美な意識というのが女性でございます。

ですから、女性の役割は女性の役割として尊い。
そして、殿方を太陽のように光らすために月があるのであると
そのようにお互いに持ちつ持たれつし合って
役割が違うからこそ神よりつくられ
ともに協力し合ってひとつの家庭をつくっていきなさいという
そのような神のご指示があるために、男女というのがつくられたのであると
そのように私などは受け取っております。

女性が男性化をし、男性と同じことをしたとして
仕事量を全部半分にしたとして、そこに幸せはございません。
幸せというのは幸せに感じる心を言うのです。
何かを所有することをもって、支配することをもって
幸福であるのではないのです。
男性は男性の幸せとしての感じ方がございます。
女性には女性としての幸せの感じ方があるのです。

男性は先ほど申しましたけれども、男性が社会に出て素晴らしい天職を全うし
その力を発揮するのが、妻たる女性の力であるのだとしたのならば
女性が幸せであるかどうかというのは
その男性次第であるということもまた事実なのです。

いくら一生懸命、献身的に愛を投げかけましても
その殿方がひじょうに不真面目で
ほかの女性たちにもしょっちゅうちょっかいを出すような男性であるのなら
その原因を反省しても、やはりそのような心性であるのならば
その女性はいつか疲れてきて、そして不幸せに思われることでしょう。

そしてその不幸せのなり方が、殿方が女性によって傷つく以上に
女性は男性の不誠実さとか、そのようなものによって
言葉によってひじょうに傷つき
不幸をより拡大してしまうというのがまた女性でもあるのです。
女性の特性でもあるのです。
ですから、殿方にはよくよく注意していただきたいのですが
女性がひじょうに言葉というものによって傷つくということ。

以前も聞かれていると思うのですけれども
皆さま方が考えられる以上に、言葉というのには力があるのです。
言霊が宿っているのです。

言葉は私たちの世界から見たら、行為そのものであります。
殿方はそれを気づかずして
女性に対してきつい言葉を感情の怒りのままにぶつけられるときに
女性はひじょうに傷つくのです。

その言葉において、どうかご自分の奥様方に、周りの女性たちに対して
もう少し優しい言葉を投げかけていただくのならば
女性たちは傷つかずにすんでいくことがいくらでもあるのだということを
お伝えしたいのです。

女性が女性であるためには
男性がますます、男性が男性になっていくことが必要であると
以前天照様がこちらにお出ましになられたときに
お話になられていたように伺っております。
そのように私も思うのです。

でも、家庭というものにおきまして、殿方は外で戦い疲れて帰って来るのです。
そのときに女性が家庭というものを守り、愛の園にしていくには
やはり女性というものが
家庭を預かる責任というのが大きいのであると思うのです。

男性が戦い疲れ、イライラとして帰って来たときに
それを忘れさせるような妻のにこやかな微笑と、愛ある思いやりと
心づくしの料理が並んでいたのならば
男性たちはけっしてその家庭を崩壊させようなどと思わないでしょう。

そのように言わなくてはならぬほど、今の日本では離婚率が高いのです。
家庭が崩壊していくのです。
木花開耶媛命からのメッセージ(4)_c0171476_1473678.jpg

その中において何がいちばん不幸かと申しますと
男性も女性も不幸にはなります。
でもいちばん巻き込まれていって哀れなのは
そこの家庭により放り出されていく子どもたちであるということなのです。

子どもたちは愛ある安定したところで育つという権利を持っております。
育まれ守られ、保護されて
その中で育てていってもらえるという約束をもって
彼らは地上に誕生して来るのです。
その約束をご両親はしているのです。

それであるにもかかわらず、そのような仲たがいをし
いさかいをすることにより不幸により離婚をしてしまうのならば
その別れたことはご自分たちで償うにしても
お子様たちはその責任は何もないではありませぬか。
それなのに巻き込まれ、いちばん幼少期、守られねばならないときに
彼らはひじょうに不幸な育ち方をし、心に傷を受けてしまうのです。

そうすると、そのような中で育った子どもたちは
ほんとうの意昧での父親像、母親像というものをつかむことができず
男の子であるのなら
健全な家庭を営む父親としての原風景というものを
自分の心に刻めなく育つのです。

女性も同じなのです。
なにかしらのトラウマが発生し、自分は結婚などしたくないとか
やれ男性によって泣かされたくないとか、あとは女性なぞは怖いとか
そのようなことを自分の心に焼きつけ
そして離婚が多くなっていけばいくほど
また次の世代における離婚というのが発生しやすくなってくる
多発していくということが、またあるのです。

社会を崩壊させるのに
武力も、原爆や水爆などというものはいらないと私は思うのです。
家庭を壊していったのなら、人類はいつか滅びてしまうのです。
それぐらい根源的な幸福感の原点にあるのが家庭であると思うのです。

その愛の中において、殺伐とした思いの中で育てられた子どもたちは
けっして幸せな幸福感というのを営めなくなり
その果てに、自分自身の中にある男性として
女性としての役割に対する理想像というものも持てなくなるのです。

父親を、母親を尊敬することができなくなった者たちは
自分がどのような男性像、女性像になっていけばいいのかということも
またつかめなくなってしまうのです。
それぐらい愛というものは、家庭の中に普遍的なものを刻んでいるのです。
ですから神は、女性に、子どもを産むために、うちを守るものとして
その役割を与えられたのです。

そして男性は、その内なる愛ある家庭を守るために
外で戦って来て、その食べ物を持って家庭に戻って来なさいと
そのように聖書の中においても、太古の時代からも言われてきたはずなのです。
そのような役割分担というものは
神がお与えになった人類へのひとつの使命であるということなのです。

どうかその自然の摂理というもの
自分はそうではないと、いや、こんな内側にばかりいる
やりがいのない退屈な人生は嫌だとおっしゃられるけれども
実際に家庭の中に入り、子どもたちを羽ばたかすための時期というのは
男性が死ぬまで一生涯、社会で仕事をしてくることから見たら
その時期というのはある意味で短いのかもしれません。

子どもが育って行ったあと
またご自分なりの人生というのは歩まれればよろしいではないでしょうか。
それぐらい、女性が男性と出会い、妻となり、母となって
家庭を守っていったという
そこから人生学んできたことの宝というのは、ひじょうに大きなものがあるし
人間的な成長、霊的な成長においても
ひじょうに意義の深い意味のあるものであると
私なぞはそのように思うのでございます。

そしてその姿というのは、西洋、東洋ということにかかわらず
その根源的な意味において、地球が神の子の園である、星である以上
人間は皆同じであるということ。

その表れ方が、不幸の出方が西洋から先に始まっただけのことでありまして
西洋から来たことが、西洋と東洋の接点と呼ばれております
この日本に、今上陸しているのかもしれません。
そしてこれがまた第三国と呼ばれているところに
アジアの中でも波及していくのかもしれません。

でも、この波を世界中に広げてはなりません。
女性が女性であり、男性が男性であるという役割の意識というもの
それを今一度、女性たちは幸福な結婚生活を
女性としての幸せを得たいのであるのならば
今一度認識し直し、学び直す必要があるということを
私は申し上げたいのでございます。

(2005.7.28 レムリア・ルネッサンス

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by nagoyasc | 2015-03-09 18:18 | 木花開耶媛命 | Trackback | Comments(0)
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一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
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