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地球を愛の星へ

アウグスティヌスからのメッセージ(2)

時代を越え、価値観を超えてですよ、さまざまな状況は変化している。
わたくしが生きていた時代
それから今の時代ではまた、さまざまな文化尺度も違うでしょう。
そして問題も、複雑な問題が次々と起きてくる。
でも、あらゆる問題が起きたとき、そこの中で何を判断にするかというと
やはりほんとうの意味で相手にとって何が幸せであるかということ。

それは優しい言葉をかけなければいけないときもあるでしょう。
愛は励ましであることもあります。
そして愛は優しさをあらわすときもあります。
愛は寛容さを現わすときもあるのです。
でも、いつも、いつも優しい言葉ばかりを言っていてよいのでしょうか。

時には相手を叱りつけるような厳しさでもって
殴りつけるような思いで親が子どもを叱るときもあります。
愛の中には厳しさという部分もあるでしょう。
それがほんとうの意味で、相手にとって何か良き言葉であり
何が相手を真に生かすことであるかということ。
そのために心を砕き、思いを増し
そしてそこで智恵を、知識を使うというときにはじめて
知識の、智の神髄というものが出てくるのです。

知性を、理性を使って愛を表現していく、他者を愛していく。
愛のために知は使われるべきもの。
知のために愛がないがしろになってはいけないということなのです。

そして、それを一つひとつの状況の中において学んでいく
実行していくことができてこそ、その人は愛の使者となることができる。
それがインマヌエルがおっしゃりたかったことであり
そして我々が、我々の隣人の小さき神の子たちに対して
ささやかな行為の積み重ねの中において何ができるかということのその積み重ね
それがその方の実力になっていくのです。

そうでなければ、すべて誰か一人だけが神の子であり
インマヌエル、イエス・キリストだけが神の子であり
他の者たちは神の子でないというのならば
神の叡智というものはインマヌエルしかわからなかったでしょう。

でも違うのです。
インマヌエル、イエス・キリストが説かれた時
あそこにいた何千という群衆たち、学問も教育も食べ物も何もなかった
でも、ついてきた彼ら
であっても、彼らもすべて漏れなく神の子たちであったということ。

であるならば、彼らの心の中に、ハートの中にあるその愛の思いは
インマヌエルが語られたその言葉が
まさに神の愛を表すメッセージだったということを認めたからこそ
群集がイエス・キリストの
インマヌエルのあとをついていったのではないでしょうか。

そうでなければ、何も持たぬやせた男が語ったからといって
みんな仕事を忘れ、家を忘れ、裸足で
みんな食べ物も持たずについていったではないですか。

それは神の子であるインマヌエル、イエス・キリストの愛の言葉が
本物であるということを、あんなに学問も何もない者たちですら
ハートで感じることができたということ。
真実とはそういうものなのです。
愛の倫理というのはそういうものなのです。

あなた方はあまりにもひとつのノウハウやマニュアルを
求めすぎるのかもしれない。
こうあれば愛の人であるであろうと考えすぎるのかもしれない。
でも人は多く、あなた方が真実の人であるか、愛の人であるかを見破るときは
あなた方の全存在を、全行動を、語る言葉を
行いすべてトータルにその方の魂に触れながら
総合的に判断するものなのです。
だから、全存在を神の方向に開きなさい。
神の方向に開くということは、愛に向かって開きなさいということです。

愛に向かって開くのは何であるかというと、神の子であるあなた方一人漏れなく
すべてが神の子であるという真実を明かされたのですから
あなた方の中にある神の子としての愛を全開して
人びとにさらけ出して生きてごらんなさいということです。

そうすれば、あなた方の中に素晴らしい
神より与えられた愛の光の奔流が作裂したように飛び出てくることでしょう。
それをもってあなた方は、周りの人びとを変えていくのです。
小ざかしい知識や言葉で、多くの人びとを感動せしめ、変えていけると思ったら
それは思い上がりなのです。

神近き人と呼ばれる人が何であるか。
その方が寄って来られるだけで
人びとは思わず畏れを、荘厳さの中にひざまずくではありませんか。
肉体を持っているからそれは難しいかもしれないけれども
少し話せばその方がどれだけの過去を持っている方か
今の方がただってわかるはずなのです。

あなた方一人ひとりを神の使者として、誰かだけが偉いというのではなく
あなた方一人ひとりが神の使者として、神より与えられたメッセンジャーとして
自らの中に神の子として埋め込まれた神性を全開にし
世の光となって生きられることをわたくしはあなた方に希望いたします。
それをもってしかこの地上は救えないのです。

あなた方は今、法を編纂し
神より降ろされた言葉を一生懸命書籍に残しておられます。
その中には大いなる光が込められ、神の愛が込められているのです。
地上の者たちに対するメッセージがあるのです。

でもそれを聞いた者たちが知識の中において、すべてを理解できるかといったら
今レムリアで語られている言葉をどれだけ易しく言えるかが勝負なのですけども
それを聞いてもどれだけの方たちが
神が真実愛そのものであることを認識できるか。

それは書籍だけではまたすべて地球、六十億ですか
六十数億の人びとを変えていくには難しいかもしれない。
文字だけでは難しいかもしれない。
その時に、ここでも何度も言われたことでしょう。
アウグスティヌスからのメッセージ(2)_c0171476_8185677.jpg

マザー・テレサという方が何をしたか。
彼女は本を書いたでしょうか。
たくさんの難しい法を語ったでしょうか。
でも違ったのです。

マザー・テレサのしたことは全存在を神の愛の法灯として、愛の光の奔流として
この世界中を照らしたのです。
彼女の愛で、彼女が神より与えられた神の子としての愛の大きなるたいまつを
彼女はあの小柄な体を通して輝かして見せたのです。

彼女のやった業績はたくさんあるでしょう。
ハンセン病患者の施設をつくった。
孤児院をつくった。
いろいろなことを、たくさんたくさんやられたことでしょう。
でもそれは他の方でもできたかもしれない。
では、何ゆえ彼女が聖女と呼ばれたか。

彼女のその生きる姿勢、その生きざま、語る言葉
その全存在をもって宗教宗派の違う者たちに対してですら
「ああ神は確かにおられるのだ」と
「この地上に、確かに神の使者は生きておられるのだ」ということを
彼女の全存在をもって、彼女の行動そのものを、人生そのものを通して
人びとは言葉を越えて神というものを感じることができたのです。
そのことに意味があるのです。

難しい言葉、確かにその知よりの探求によって
あなた方でいう神理の山の頂上に辿り着くということもあるのです。
その道もある。
あらゆる感性、知性、理性
すべてを通して山のトップに上がるということはできる。
でも多くの者たちは、わたくしの説いたような
あのような哲学的なもので山の頂上に上がることはできないのです。
上がるのは神の使者たちのその生きざま、その後ろ姿をもって
あなた方についていくのです。

神の子として、光の子として生きるとはどういうことかという
その模範を示すことをもって
あなた方のその生涯の価値もあるということをわたくしは言いたいのです。

知性が悪いとか申していません。
書籍も出していただきたいし、小冊子も出していただきたいし
我々がやったようなバイブルの口語訳
そして他の国の言語への翻訳をしていくということ
法の編纂をしていくということなども確かに大切な、期待されていることです。
これをぜひとも頑張っていただきたいと思います。

でも、それを通して救う時代
確かに知的な方がたが多くなった現代でありますから、それを通して伝えていく
それもひじょうに大切なこと。そしてそれをもっと易しい形で
一般の方がたの触れる言葉として、それを小冊子のように出していく。
そのようなこと、インターネットなど、あと芸術の方面を通して
多く一般大衆に伝道していくということも大切なことです。

しかし、それを読んだ方がたにその次に言っていただきたいのは
単なるベストセラーのようなものとしてだけではなく
それを読んだ方がたの生きざまが変わっていくような
そこまでをもってほんとうに真に理解したと言えるような
神の子として、光の子としての生き方とは、どうやって輝いたらいいのか。

みんな神の子なのです。
みんな輝けるのです。
でも光の子として、神の子としての輝き方を忘れてしまっているのです。
それをもう一度人びとに提示していく。
教えてあげる。

それをするにはどうするか。
あなた方一人ひとりが神のメッセンジャーとして
真にその人生をかけてトータルな言葉、トータルな生きざま、行動
それを通して真に神の子とはどうやって生きるべきかを
あなた方が表さなくてはいけません。

(2005.11.5 レムリア・ルネッサンス

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by nagoyasc | 2015-08-22 08:19 | アウグスティヌス | Trackback | Comments(0)
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一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
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