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地球を愛の星へ

勝海舟からのメッセージ(3)

今あんたたちがやってくれようとしてること。
この霊言集とか、こういうものを通して
いちばん大事な価値観の根本をしっかり根づかせるということ。
それをしていけば、そのあとにしゃかりきになって
今度竜馬も「出て行く」って今言ってるけど
そういう連中が出て来て世直しをしていく。

でも、世直しをしていくにも、出てってみんながいろんな場所に生まれてくる。
でも、そのときに時代の危機感として、やはり書物とか時代のムードの中でね
風潮の中で、「こんなすごい霊言集とかが出てる。
ああ、もう物質万能の時代じゃなくて、人間が神の子で、魂が永遠で
そういう価値観で、愛の、生かし合う価値観の中で
学校も家庭も、社会も、政府も、社会の根本的な経済理念も
全部をそういう方向に変えていかなきゃいけないんじゃなかろうか」
そういう問いかけがだな、若者たちの問から自然に出てくるような
そういう精神的な土壌、風潮というものを
今あんたたちが降ろしてくれようとしている本によってつくろうとしている。

それが逆に必要だということ。
そういうものがあってこそ、俺とか竜馬とかそういう連中が出てったときに
その時代のにおいを嗅ぎ取って、仕事をしていくんだ。

俺たちは宗教家じゃないから、神さんの声を聞けるとか
神さんからきた偉い言葉を編集して
あんたたちのようにこういうふうな霊言集とかいう
こういう「法」か、神様の「法」っていうものを
ちゃんと分類して出していけるような
そういう力はないさ、俺たちには。

だけども、それができる、まあ坊さん軍団みたいなのが今出て来て
言ってみれば一種の宗教改革に当たるようなことをやろうとしてるわけだ。
その大事な、大事な、さっきから俺が言ってる根本的な
精神的な価値観の原点みたいなものを
あんたたちが今降ろしてくれようとしている。

それがあってこそ、そのあとに続く荒々しい
俺たちみたいな腕っぷしの強い連中が出て、社会のいろんなものを変えていく。
だからその中において、教育論はなんだとか、経済論はなんだとか
俺も経済論とかいろいろ言ったよ、確かに。
でもあれはあの時代のこと。
あの時代だから通用した話。
これからの時代は、また全く違う価値観の中で経済体系も変わっていくんだよ。

考えてもごらんよ。
こんなに人が人の足を引っ張り合って、今も新聞じゃ買収だとかなんだとか
すごいことやってるけど-
買収をし合ったり、ちょっとでも心に隙があったら
相手の会社を乗っ取ってやろう
なんて思う連中の中に、神仏の愛の心なんてものがあるかい?

人間みんな神の子だ。
愛をたたえてるんだから、愛し合って、生かし合って
分け合って生きていこうっていうのがもし徹底したら
この貨幣制度っていうのは根本から変わっていくっていうことだよ。
そうだろ?

人を信じられないから
銭カネもらってその価値観を保有していこうという考えでしょ。
何でもあったものが、「互いに生かし合うもんだから分け合っていこう。
みんなおんなじ神さんから生まれた子なんだから」ってもし思ったなら
そんな貨幣制度はひょっとしたらもうなくなるかもしれない。
そこまでいくの時間かかるけどね。
そうでしょう。

だから、学歴社会とか今いろいろ言ってるけど
そういうもんだって根本的に、もしこの魂が永遠だとしたら
誰が財産、銭カネ貯めて一生を棒に振るよ?

また、肉体終わったら向こう、俺たちの世界に帰って来て
また修行し直して戻って来る。
生きてるこの「時」が、どれだけ人生の中にとって、銭カネよりも財産よりも
どんなものよりも尊いかっていうことが価値観として定着したなら
そんなに銭カネ貯め込むような
財産、財産って執着するような連中もいなくなるわけだよ。

あと、肉体もそうだろう。
この肉体だけで生きてるの?

俺たちの時代なんか人生五十年とかなんとか言ったけど
そんな長生きできない。
今は八十歳とか九十歳とか百歳とか生きる。
それだって、魂が永遠で、今の肉体がボロボロになってポンコツになったから
脱ぎ捨てて、またとっとと向こう帰って来て、いい世界行って
また帰って来たら、新しいぴんぴんな元気のいい
フレッシュな体をもらってくればいいわけじゃない。

そうしたら、いつまでも
まるで肉体がなくなったら命が終わっちまうみたいなことを思ってね
その病気だらけの体にしがみついたりするようなこともなくなるわけでしょ。

だから、すべてが、すべてがそこの根本的なことに対する無知さ。
それを「新たな認識力としてこの時代に神様が与えてくれる
その認識力をもって次の世直しをしなさい」と
「そういう時代をつくっていけ」と、そういう号令が発せられた。
これが、あんたたちがやろうとしている次の
日本から発信する世界の大改革の、その大号令なんだよ。

まず大事なのは、根本的な理念と呼ばれてるもの、神理と呼ばれてるもんだと
やあ、俺はつくづく今回考えた。
前からそうは思ってはいたけど
「宗教は坊さんに任しとけばいい」とか言ってても
これからはしっかりとしたそういう価値観の中で
それが最終的に地球っていうものを総仕上げしていく
そういう価値観になってくる。

そういう、その根本的な永遠普遍な神理、価値観というものを通して
最終的な改革をしてこそ、経済論においても政治論においてもね
教育論においてもね、文学論においてもね
すべてにおいて、ほんとうの意味で
価値のあるものっていうのが打ち出せるんだと思う。

それまでは、すべて、どんなに立派な過程はあったかもしれない。
それなりの段階論、段階論においては
素晴らしいことが過去の歴史の中では言われてきてはいるけど
やっぱりそれは発展途上の段階論にしか過ぎなかったんじゃないかと思う。

最終的には、ほんとうの意味で神仏の子である、と。
永遠の転生輪廻をしているんだ、と。
俺だって日本だけじゃない
いろんな国を転々としているっていうことをわかれば
ああ、大きく見て、魂として成長するために
そして神さんに少しでもお役に立ちたいと思って
いつも似たような連中が群れてやって来ては、世の中の世直しをしていく。
改革をしていく。
そういうひとつの群れでのひとりであるということ。
そういうことを認識したなら
みんな自分の仕事に対する姿勢も変わってくると思うよ。

自分でしかやれない仕事。
その時代を神さんに任されて
「俺でしかやれない仕事をやって来ます」と言って生まれてくるんだと
生まれたあとも教えられたのなら、どれだけ自分の人生にとって
誇りを持って一生懸命生きることができるか。
勝海舟からのメッセージ(3)_c0171476_15394097.jpg

今みたいにみんながみんな同じ生き方をして
ひとつの学歴社会みたいな方向の中で
同じような方向性の中で位置づけられることで
自分らしさも、自分の必然性っていうことも
社会が自分を必要としているかなんてまったく考えられない時代だろ。

そんなところで本気で若者がやる気になるかよ。
俺たちの時代は違ったんだよ。
若くてもね、卓越した意見を言う奴がいたなら
それは必ず人の耳に入り、あそこに坂本竜馬あり、あそこに誰ありということで
必ず優秀な人材同士が出会って
大いなる夢を、共通認識の夢というものを語り合うことで
今まで会ったこともない人間同士が会っても
お互いの夢とお互いの器、技量というものを認め合うことで
瞬時にして仲間になり、瞬時にしてその時代を変えていこうっていう
「自分たちこそが時代を変えなけりや、この日本を変えなけりや、
誰がこの日本を変える」
そういうふうに思えた若者たちが力を奮える時代が
逆に言うとあったっていうこと。

今の日本はどうだい。
違うだろ?

いろんな枠の中にはめられてしまって、若い者が言ってきたって
それが社会の中で発言力なんか持つことはなかなかできないし
逆に下手に言おうもんだったなら
あれやこれやでマスコミやなんかで足を引っ張られて
夢を語り合う前に若者をつぶすだろ。

だから若者に「夢を持て」なんて言ったって無理。
それに今の時代があまりにも複雑化して、多様化していながら
みんな人間が同じ方向性でしかものが考えられないから
これから先の時代というのを
見抜くというのができるような人材が育ってないっていうこと。

ここにいるあんたたちは、ある意味で時代認識
これからの日本、これからの世界、地球、神さんがこれから先
どんな計画を降ろして
どういう時代をこさせようとしているのかということを
ある意味で見抜いて、自分の大事な時間を割いてここに集まってる。

そうだろ。
一円もお金貰ってない。
それなのにみんなこうやって雁首そろえて今日
俺なんかの話聴いてくれるわけだ。
さっきも見てたら一生懸命、仕事してくれようとしてるじゃない。

これなんだよ。
一銭の金にならなくても命張れよ。
あんたたちみたいな若くて賢い連中が、時代の先を見て
命がけになった人間たちだけが、いつの時代も社会を変え、世の中を変え
多くの人びとを変えていくことができるんだよ。

今は何もできないかもしれない。
何の評価もないかもしれない。
でも、いいじゃないか。
今、あんたたちがやることが、この間松陰先生も言ってただろうけど
この一粒の種が、この理念がしっかりと根づいてくれたら
今俺がうまく語れなかったけども、その理念が根づいたなら
そのあとに理念を降ろせない腕っぷしだけの連中がいっぱい出て来て
各論はみんなが手分けしてやってくれるから。

それが、逆にいうと、その時代にとっていちばん大切な経済論であり
政治論であり、教育論やなんかをみんなやってくれるから
俺に細かいことを、先のことで各論を語らせようとはしないでほしい。

(2005.3.19 レムリア・ルネッサンス
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by nagoyasc | 2016-05-19 07:20 | 勝海舟 | Trackback | Comments(0)
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一般財団法人レムリア・ルネッサンスより許可を受けアマーリエを介した天上界からのスピリチュアルメッセージを転載させていただいています。

by nagoyasc
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